残暑お見舞い申し上げます


まだまだ暑い日が続いておりますが、暦の上では夏が過ぎ去り秋の兆しが見え始める頃ですね。

日本の夏の風習お盆の真っ只中です。
盂蘭盆会は中国から伝わったであろう仏教の行事ですが、面白いことに語源はサンスクリット語の地獄刑罰の一つ、ウラバンナからきており、意味は「逆さ吊り」。(逆さまに吊り下げられるような苦しみにあっている人を救う供養)という意味で、お釈迦さまの弟子目連が、餓鬼道におちた母親の苦しみを除こうとして僧たちを供養したという「盂蘭盆経」の伝説に基づきます。

日本ではお盆に鎮魂の花火が上がったり、未だにそういう日本古来の習俗に由来する風習や伝統が残ってることで、受け継がれている命や先祖のお陰で自分が今ここに生きていられることを思い出したり感謝することができるのは本当に有り難いことです。自分がいて、父母がいて、、、自分が幸せでいることが一番の供養という深い意味を噛み締めます。

6月-8月は引きこもり気味にオンラインでサンスクリット語を基礎から学び直しておりましたが、更に早起きしてからの聖典学習というものはこれまでとまた違う角度から更に様々な気づきがありましたので今後さらに皆様にアウトプットしていきたいなと思います。

Blogも更新できず何も発信してないわたくしですが、本当に辛うじて心の安定は保てていた3ヶ月間でした。

今年初めより、遠くの生徒さんやずっと会いたかった人に会いに行くと有言実行を掲げておりましたが、5月末に引っ越し、環境変わってからスイッチが切れた様に体が追いつかなくなり(自分なりにちょっと頑張りすぎたのか)6月はしばらく身体の不調で停滞。日によって変わりますが体調が不安定でこれまでに感じたことのない体の重さがありました。

身体の不調を放っておくと気分が塞ぎがちになるということにも繋がっていきます。

慢性的な疲労感や体が重く感じるなどの症状はお年頃ならではなのか、暑いからなのか。。。

いつも今までもずっとマイペースな私ですが、こういう時にはシンプルに受け入れ、きちんと立ち止まって自分を内観しつつ、自分と向き合いながら気づきにくいストレスや疲れと向き合うことを大切に感じました。人生には人それぞれなんでも必要なことが必要なタイミングでやってくるんだなと前向きに受け止められる様になったので、どのように過ごしていたかまとめてみようと思います。

普段が元気なのでつい無理をしないように周りの人にはできるだけ話し、今回はさらにペースダウンをしました。脳は全消費エネルギーの20%も使うそうなので、疲れないためなるべく考えないようにすることを心がけたり、(頭の中のおしゃべりは特にエネルギーを奪っていくそう)「考えたからといって問題が解決することはない」といういう良い意味のあきらめを腹に括って、1日5分でも1時間でも自分のためのyoga時間を持つようにしたお陰で自分を労わる気持ちや優しい気持ちになるyogaを練習することができました。

こんな状況はずっと続くわけではないから、頑張りすぎない様に今出来ることを楽しもうと考え方を変えてゆったり過ごし、身近な自然の中に身を置いて静かに過ごしたり、睡眠の質を高める工夫をしたり、、、出来るだけ心地良い方へ自分の気持ちを向ける様にしました。

時間の経過とともににだんだん元気が出てきましたが、気づくと夏が終わりに近づいて、、、

秋といえば美味しいものばかり。。消化力を落とさないように、食べ過ぎや消化を乱す重たい食事をなるべく控えるよう心がけたいと思います。

我が家では、新居にたこ焼き器をゲットして楽しんでます♪

8月のオンラインYogaは、既存のプライベートレッスン時間はそのままYogaSutraや日常に活かすYoga哲学のお話もしております。

引き続きどうぞリラックスしながらご参加ください🙏

2023-08-15 Blog, Information, Yoga Class