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About Food

食について。
 
長年暮らしてきた日本を出て生活したことで、日本という島国が、魚介類の水揚げに最適な海水に恵まれていたり、四季折々の自然に見合った食材をはじめとした伝統的な日本食や豊かな食文化があり、その環境がどれほど恵まれていたことなのか、またどれほど自分の体にしっかりと馴染んでいたことかを今、痛感している。
ここマレーシアでも日本食はブームと言ってよいほど重宝されており、和食のレストランもたくさんあるし、食材に関しても日系のデパートやスーパーも所々にあるので、比較的手に入りやすく、私達日本人にとってもやはり便利なので利用することも多い。
それでもこの半年間、まずは「郷に入っては郷に従え」の精神でこの国の食文化が気になり、興味の赴くままに色んなローカルフードを試してみた。
食材選びもチキンは生きたまま、野菜やフルーツも採れたてのものが並ぶマーケットへ通って新鮮食材を買い求めたり、この国ならではのものをたくさん経験させてもらった。
2マーケット
マーケット3
マレーシアはミックスカルチャーな国で、各民族毎に名物料理的なものが存在し、美味しいものが多い国だと言われている。
外食文化においても世界中から集まるハイレベルで本格的なレストラン、本場ならではの屋台グルメなどバリエーションが豊富で幅広く面白い。マレー系、中華系、ニョニャ系(マレー系と中華系の融合)インド系、、他にも近隣国から来ている人たちによるお国料理、、、と様々な種類のローカルフードがあり、それぞれの食文化が人々の食生活に根付いているところがなんだかとっても興味深いのである。
そんな中で感じたことが、やはり生活に根差したディープな食の部分が人をつくり、この国のイメージを作っているということ。食文化を知ることはこの国を知ることにもつながると思う。
人間の体は食べ物によって作られているといわれるが、この国に住んでみることで、私たちはどこへ行って何をいただくのか、またどういう調理法にするかなど選択肢が多いと感じる。日本で暮らしている時よりもある意味求める範囲が限られる代わりに、まだまだ未知の世界が広がっているからである。
ムスリムの人達は宗教的理由からハラル食であることが定められているけれど、幸いなことに私達は、多くの選択肢の中から「自分にとって何を食べるか」をいつも自分で決めることができる。
私自身、食べるものや習慣が変わることで自分の体の調子も狂うのがよくわかる。
消化機能が滞ってないか、むくみ、または便秘になっていないか、水分は足りているのかなど自分の体に思いを巡らせ、色々と試行錯誤してみることにしている。何を採ることで自分の体調が良くなったり悪くなったりするのかを知っておくことが必要だし、住み慣れた日本とは違う環境の中でこの土地に根差した食をこの体を通して経験することなしには自分に合う食のスタイルはなかなかみつからない。
だから日本にいるときと同じようなものを食べる選択もありだけれど、とりあえずはこの土地に合った食べ物を試してみたいと思ってしまう。世の中のブームや情報により語られる「からだに良いもの」が必ずしも全員の体にあてはまるものではないと思っているし人それぞれの体質や環境によって組み込まれた代謝システムがあり、栄養の吸収率も違うし、なかなか教科書通りにはいかないものだと思うのでまだまだ色々と試してみたいと思う。
半年経って、ようやくローカルフードも一通り経験してみたので、そろそろ、この国の気候に合った地のものや食を取り入れながらも自分流のスタイルを確立したいと思う今日この頃。Yogaと並んで学んできた古代インドの伝統医学アーユルヴェーダの知恵も取り入れるポイントをお伝えしていけるといいなと思っている。そんな部分もFoodのカテゴリーで少しずつ紹介していきたい。

2014-02-03 Blog