NEWS & EVENTS

Accept myself

2014-02-17 16.18.57
自分を受け入れることとは
自分の素直な思いを受け入れ、決して自分の感情を押し殺したり責めたりしないこと。
自分と対話し、揺れ動く心や思い、エゴも欲望も執着も感情も一旦受け止めて自由にしてあげること。
 
人は日々、色んな思いを抱えながら生きている。
他の人から見れば幸せそうに見える人でも、どうにもならない思いや不安、やりきれない気持ちを抱えて生きている。
自分の感情にとらわれず、自由で平和的な生き方ができればどんなに良いだろうかと思いながら、
誰にも言えない気持ちを自分でごまかし、バランスをとりながら生きている。
自分の主観と感情によって、自分で限界を作り、苦しんでみたり悲しんでみたり、、、
平常心を取り戻せなくなるほどの感情や思いに取り憑かれた時も、対処法を見つけて生きていくしかない。
自分自身は束縛もされていないし解放もされていないのに、その気持ちに向ける自分の態度が心の在り方までも変えていく。
生きていれば苦しいことはたくさんあるし、人生のなんたるかを知るために必要な喜びや悲しみが「経験」として人それぞれに用意されている。
複雑な気持ちも心配事も悩み事もきっと人生に彩りを与えてくれるもの。
心配や悲しみで胸がはちきれそうになっても、なんとか自分で解決策を見いだして清々しい気分になれたと感じられるほうが、何事も起こらない人生よりも豊かな人生であると思う。
 
いまこの難題を乗り切ったらまたひとつ成長出来る。
次にやってくる失敗でさえも、また次に生かすための学びだとして前向きに捉えたい。
 
晴れ晴れとしない気分の時や自分で心地良いバランスがとれないと感じるとき。
そんなときこそ体、呼吸、視線など、焦点を合わせるYogaのテクニックを使い、気持ちを落ち着かせ、心を浄化させることで、自分の感情を受け入れやすくなる。
 
心を静かに、目を閉じてゆっくりと息を吐きながら、苦しんだり悲しんだりしている感情を解放する。
 
客観的に自分の感情に向き合うとき、混乱している心の状態を観ながら自分自身を自由にしてあげる。
それでも感情に押しつぶされそうになったり、思いに執着してしまうときは、その感情を捨てるべくして
思い切って息を吐ききる。
人の呼吸は吐ききれば自然に入ってくるもの。吐くことに集中することで、自ずと深い呼吸になっていく。
深い呼吸による静かな波は、今ある感情を拒まず、去る感情を追わず、淡々とその日を精一杯に生きていけばいいと教えてくれる。
 
自分を受け入れることとは、どんな状況や結果においても感情を受け入れることであり、他の誰でもない自分とのつきあい方を学ぶこと。
その学びはきっと人生の目的に繋がり、この世で生きる理由となる。
自分とうまくつきあっていきながら、Yogaの精神的な学びを深めていきたい。

2014-10-26 Blog