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Awareness with Yoga

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なぜ、アーサナ(ポーズ)の練習をするのか?
 
Yogaの練習は日々、自分でやる事で気づきがあります。いつも考えていてもわからないのに、アーサナの練習をしていて、ふとリラックスしているときに突然腑に落ちることがあり、私はその感覚をとても大事にしています。
 
アーサナのために呼吸があるのではなく、呼吸やエネルギーを活性化させるためにアーサナがあります。
たったの5呼吸でもゆっくりと静かに向き合いながら、目を開けてアーサナをとることで、外側に向けられている意識を同時に内側にも感じられるようになってきます。
 
アーサナは体全体を活発にしたり、自分が持つ普段眠っているエネルギーの活性化、神経系など、全身の機能に数えきれないほどの効果があるといわれますが、私が特に感じている効果は、その一瞬一瞬の力の入れ方や抜き方、呼吸をコントロールできるようになると、心=精神がとても強くなるという効果です
 
Yogaの練習がエクササイズの要素だけでなく、実践の意味の「プラクティス」だと言われるのはつまり、日常において、生きていく上での全ての学びに繋がっているからだと思います。
 
Yogaの練習をすることだけが目的になると、ただこなして満足してしまうことが多くなってしまうのですが、気をつけるべきことは、その時の気づきをその都度、自分のテーマに基づいて活かし自分を納得させていくことではないでしょうか。
 
その中でも、ここ1年くらいの私のテーマは
「違いを認めること」でした。
 
Yogaの練習を続けてゆくと、自分の様々なパーツの変化にも気づきやすくなります。
自分の体は毎日同じ状態ではありません。
例えば、同じアーサナを何日も続けてとっていても、違う感覚を感じるようになります。
 
体調や老化や筋肉痛も含め、体の外側も内側も毎日変化していることはもちろんのこと、同時に心も微妙に変化しているということに気づき始めます。
向き合っている自分の、その時強く印象に残っている内側の感情がどんどん出てきます。
わぁ、こんなにもこだわっているのか、、とか、あの時悲しかったんだなぁとか。。。
 
 
自分自身はもちろん、周りにあるもの全てにおいて、変化をしていて二度と同じ状態はないということが実感としてわかってきます。
 
体や心は自分の思いつく一瞬一瞬の理想や思い通りにはならない(またはなっていない)という実態や、そもそも自分の力だけではないものに生かされている事まで感じたりします。
 
どんな感情が出てきても、日々の自分の状態を前向きに進化しているのだと認めて受け入れる、、、
 
インドでスワミジが仰ったことが頭をよぎります。
「小さなありから人間まで常に進化しようとしている
許すこと、受け入れること、あきらめること。。。
それらはPositiveに進化しているのだと自分で受け止める事が大切であり、
体や精神に注意すればするほど進化を早める事を助けてくれるのですよ」と。
 
頭では漠然とわかっているつもりでも、心が納得するまで、私もなかなか頑固だったりするのです。
 
色んな人種がいる中で暮らしている故もあると思いますが、無理に周りに合わせたり、表面上の自分の理想ばかりを追うのではなくて、今の自分を認めて大切にしていくこと、その小さな積み重ねが自分と違う価値観の人や男女の差をも受け入れていくことに繋がるのではないかなと思っています。
 
昨日とは違う自分の変化を楽しみながら、心も柔軟にしていく余裕を持った人になりたいと思う毎日です。
 
Yoga practice
日々精進
 
 
 
 

2015-08-15 Blog