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Basic Ethical Guidelines For Living Life of Yoga — Niyamas

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Yogaの教え 5つのNiyamas(二ヤーマ)は勧戒です。
(個人の規律として守るべき生活習慣、推奨的な戒め)
最初のNiyamasは
 
1 Shaucha シャウチャ(清浄)
 
身体も心も身の回りも、清め、清澄に保ちましょうといったもの。
 
Yogaでしばしば身体は、魂を宿す寺院であるといわれたり、乗り物と言われたり、インド哲学でも身体は、経験を積む場所であり道具であるから、メンテナンスをして清潔に保ちなさいという教えがあります。
 
Yogaのライフスタイルを実践するならば、朝4時から6時の間に起きて、瞑想前にまずはシャワーを浴びて身体を清めることからスタートさせます。
シャットカルマと呼ばれるネティなどの浄化プラクティスをし、アサナによって身体の外側を整え、内側の毒素と老廃物を取り除きます。
プラーナヤーマで、肺や血液、神経を浄化し、さらに、心を静める瞑想で雑念を持たないようにすることで心の中も清澄にします。
 
時間の許す限りこういったYogaのプラクティスを行ってから毎日の生活をスタートさせるといった具合です。
 
徹底したスケジュール管理や規律のある中で、朝晩のアサナの練習や、とても綺麗とはいえないトイレの掃除などをこなしたインドでのYoga修行の途中、私が感じたことは自分自身の浄化が始まっているといった実感でした。
 
これらをずっと守り、浄化が進んでいくとどうなるかというと、
 
パタンジャリの示したスートラ 第40 : 浄化によって、自分自身の身体への厭わしさ、他人の身体に触れることへの厭わしさが生ずる、、、
と書かれています。
 
 
Yogaの修行だけしていく上では良いかもしれませんが、私たちの普段の生活においては、なかなかこういう訳にはいきませんね。。。
 
 
しかしながら、このシャウチャは現代に生きる私たちの生活においても、当たり前の様でとても大切な教えであることに気づきます。
 
 
身体を清潔にしましょう
きちんと洗濯された清潔な衣類を着て、身だしなみを整えましょう
 
部屋を片付け、散らかった状態にしないよう、整理整頓しておきましょう
身体に取り入れる食事に気を使い、内臓もきれいな状態にしましょう
 
美しい考えを持つようにしましょう
正しい言葉で話しましょう
感情も浄化させましょう
 
身体の外側も内側も、心の中も、頭の中も、全てにおいて、純粋で清潔でいましょう
 
自分の身の回りの環境や頭の中をも意識して心地よくしておくことは、自分の基盤を整えるということでもありますから大切なことですね。
 
身体の状態は心に影響を与え、反対に心の状態が、身体に影響を来たしたり病気になったりすることは周知の事実です。
また長く生きてくると、人の内面が顔の表情や身体に表れてるなと思うことってよくあります。
 
 
積極的に清潔に生きることで、ゆとりをもった心で清らかに毎日を過ごしていきたいものですね。
 
 

2016-02-09 Blog