My Lovely dog
この11年間ずっと一緒に暮らしてる愛犬・びあ(♂)
うちに来てくれた日から私達家族の一員となり、ペットというより、もはや誰よりも私達を励まし見守り続けてくれているありがたい存在。
犬も10歳くらいになると立派な老犬だし、新たに何かを教えたり躾ることや環境を変えたりするのは可愛そうだなと勝手に思っていたのに、10歳を過ぎてからマレーシアに移住することに決まったことはとても大きな問題だった。
犬を不浄なものとするイスラムの国に連れて行って東京にいた時のように伸び伸びと暮らしていけるのかという不安、長時間のフライトと移動によるストレスに耐えうるのかという不安、万が一の事故があった場合の対応への不安。。。
私の中でびあのいない生活など考えられなかったので、びあを連れて行くことが出来なければマレーシア移住はないものだった。
移住にあたり、日本から犬を連れて行くケースはどのくらいあるのか、どのような手続きを踏んで無事に入国できるのか、、、インターネットで調べる日々が続き、イタリアから愛犬を経験の連れて来た経験のある友人Nちゃんのアドバイスを受けながら、書類を揃えていった。
犬の輸入にはマストらしいマイクロチップの埋め込みから始まり、マレーシア政府機関への輸入許可書発行依頼、健康診断、狂犬病予防接種証明の取得、血液を採取して検査機関に出すなど、ギリギリのタイミングを見計らいながら滞りなく済ませ、ようやくあとは飛行機で連れて行くだけとなった。
飛行機に乗る前はびあがストレスや極度の緊張で呼吸困難になったりしないか不安で不安で仕方がなかった。
そんな中、成田空港には私の高校時代の友人たちがこっそり見送りに来てくれていて、びあとも仲良しだった友人Eの愛犬マーフィと暫しの別れを惜しむかのようにたくさんじゃれ合い、皆に見送ってもらったお陰で、なんとか7時間のフライト中にびあがぐっすり眠ってくれることを祈りながら日本を飛び立つことが出来た。見送りに来てくれた友人達には本当に感謝してもしきれない。
JALでKLIA(マレーシア国際空港)に着いた時、とにかくびあの様子が心配だった。ゲージから出すと元気だったのでひとまず安心し、入国手続きを済ませ、無事にマレーシア入りを果たした。
うちに到着して、とりあえずお散歩に出ると雨上がりにうっすらと虹が、、、
きっとびあはこの国に歓迎されてると感じたのだった。
極力、びあにはこの暑さや健康管理には特に注意しながらこれ以上のストレスを与えることなくのびのびとこの国で一緒に暮らしていきたいな。
小さな体で環境の変化にも頑張って対応しながら、いつも一緒にいてくれて本当にありがとう。
びあ大好きよ♥
これからも一緒に楽しく過ごそうね