Valuable time
１日は２４時間、全ての人に平等に与えられている。
出来ることなら多くの時間を心晴れやかな気持ちで楽しく過ごしたい。
私の朝は自分のルーティーンワークをこなすことから始まる。
やりたいことの優先準備を決めながらスケジュールを考えても、思い通りには進まないことも多いけれど
あれをやってその後これをしなくちゃ、、、といろいろ頭の中で考えながら、愛犬びあと朝のお散歩に出かける。
足早に歩く私のそばで、びあは大好きなお散歩に出かけられる喜びいっぱいに足並み軽やかに前進する
時にはじっと振り返ってわんこ仲間が来ないかと待ってみたり、クンクンと草を匂ってなにか調査をしたり、そこに留まり動かなくなることもしばしば
そんな時には、ふと、虫たちの動きに目を留めたり、道ばたに咲く小さな花、懐かしい草花を観察することも多い。
また、鳥のさえずりに耳を傾けてみたり、風の香りや肌に感じる湿度、太陽の輝き方の違いや雲の動きを観察してみたり。
毎日同じような時間に毎日同じようなルートを歩いていると、そこに自然のルールがあり、またそれが日々少しずつ変化していくことを発見する。
四季がないと言われているこの南国でも、季節によって花が咲いたり実がなったりする木々があることもわかってくる。
そんな自然の中の小さな発見を通して、自分の気持ちや心の変化に気づき、自然はいつも側にあり自分も変化する自然の一部であることに気づく。
この笑顔をみているだけで心に爽やかな優しい風が入ってくるのを感じ、いつのまにかそちらの風に吹き込まれていく
優しい気持ちに心が満たされていくと、自然に、穏やかにシンプルで正しい方向になるようにと気持ちを向かわせてくれる
そしてさっきまで先のことで頭がいっぱいになり、心まで亡くしていた自分に気づく
時間に追われてしまった時は、本当にやりたいこととやるべきことを見失って自分の心を曇らせてしまっていないか、一度立ち止まって考え直すきっかけにしよう。
いらない考えや先の心配、自分への過度な期待はいったん手放して、もっとシンプルに今出来ること一つ一つを大事にしようと思える。
本当に必要なことは自然にやってくるものだし、人も自然もそれぞれのリズムで少しずつきちんと変化をしているものだから。
毎日のびあとのお散歩は自然のリズムを感じるための愛すべき時間。
人生において何が大切かを教えてくれる。